原薬のプロセス研究の過程で得られた有機合成の知見にもとづく創薬支援も可能です。
例えば、医薬品候補化合物の基本骨格(例:複素環)の簡便な合成法、基本骨格(例:複素環)の多様性の高い修飾方法、信頼度の高い官能基変換法などを開発し、創薬鍵中間体の大量提供や合成法開発による創薬研究の加速に貢献しています。
合成例 | 論文・口頭発表 |
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キノリンなどの合成用試薬 (新規ヴィナミジニウム塩) | Tetrahedron, 2014, 70, 2370 |
キナーゼ阻害薬の骨格合成法 (α-カルボリン) | Tetrahedron, 2014, 70, 5550 J. Org. Chem, 2015, 80, 1564 Tetrahedron, 2017, 73, 5946 インターフェックス Japan (2014) |
ピラゾール類の合成法 | Tetrahedron, 2015, 71, 2833 インターフェックス Japan (2016) |
ナフタレン類の合成法 (リグナン系天然物類縁体) | Tetrahedron, 2006, 62, 8539 創薬支援研究の展望 (CMC出版、2008年) |
フェノールからアニリンへの変換 (効率的なSmiles転位) | Org. Lett. 2005, 7, 3629 Organic Syntheses, 2007, 84, 325 |
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