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crosstalk 01

働く環境|女性活躍

member

  • A.K.さん

    製剤研究担当 
    シニアサイエンティスト
    2017年7月入社

  • K.K.さん

    分析研究担当 
    サイエンティスト
    2019年4月入社

ワークライフバランスの取れた職場環境を整備しているスペラファーマでは、女性の育休取得率が100%となっています。育休だけではなく、育児に関する勤務制度やサポートが充実しているのも魅力の一つ。そんなスペラファーマで、実際に産休・育休を取得した女性社員2名から育休前後での働き方の変化や今後のビジョンについて語っていただきました。

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仕事について

  • K.K.さん

    私は分析の部署で、原薬・製剤の試験法開発や予備安定性試験の実験や書類作成をしています。体力のいる実験の業務がメインで働いていますが、上司や先輩のサポートもあり自分のペースで仕事を進められるので、とても働きやすい環境だと感じています。

  • A.K.さん

    私は製剤技術研究の部署で、注射剤の処方設計から治験薬製造のコントロールを担う仕事を行っています。処方設計は比較的少人数で行える仕事ですが、治験薬製造の仕事は時間が取られますし、スケジュール厳守の仕事です。多くの人の協力が必要不可欠なので、周囲に人をうまく巻き込みながら一緒に成し遂げていくことに難しさを感じています。この仕事が大変だとは感じつつ、「私がどんどん変えていこう!」と前向きに捉えて働いている日々ですね。

  • K.K.さん

    製剤の部署って活気があって、和気あいあいとしている雰囲気を感じてたんですが、A.K.さんの前向きなパワーで周りの人を変えていったのかもしれないですね。

  • A.K.さん

    「部署の立て直し」がミッションでこの部署に配属になったので、「face-to-face」でのコミュニケーションを大切にしています。今まで当たり前とされていたプロセスを見直し、効率化を図ることはもちろんですが、大きな変革を起こすには私が率先して動かなきゃなと考えていました。

02

産休・育休を経験して感じたこと

  • K.K.さん

    私は上司や周囲の先輩方のサポートもあってスムーズに産休・育休に入れたんですが、リーダー的なポジションのA.K.さんは苦労されたんじゃないですか?

  • A.K.さん

    今の部署に配属されてから妊娠が発覚したので、正直焦りました。5ヶ月目で妊娠に気がついたので、早急に自分のミッションを成し遂げなきゃ!とも思いました。自ら志願して入った部署だったので余計に。産休・育休に入るまでの短い時間で書類を作り直したり、前の部署とは異なる未経験の業務だったので、勉強しながら必死に取り組んだことも、今では良い経験だったなと感じています。

  • K.K.さん

    短い時間で部署の立て直し業務を成し遂げたA.K.さんって、本当にすごいと思います。
    私は上司から指示をもらって仕事を進めることが多かったので、産休・育休を取得しやすい環境だったと思います。仕事の引き継ぎをしてから約9ヶ月間取得しました。 新卒の同期の中では、一番早く産休・育休を取った社員だと思うんですが、先輩方から話を聞いていましたし、相談に乗ってもらっていたので不安はありませんでした。

  • A.K.さん

    私も上司の方やベテランの男性社員さんのサポートがあって、産休に入ることができました。スペラファーマって、女性社員だけでなく男性社員も産休・育休に対する理解があるので、働きやすいなぁと思いますよね。

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復帰した後に変化した働き方や考え方

  • K.K.さん

    私自身、仕事が好きなので早めに職場復帰しました。復帰後は、育児短時間制度を利用して、1時間早く帰るようにしています。出産前はきりが良いところまで仕事をして残業をすることもありましたが、現在は決まった時間に退社をするために、今まで以上に計画性を持った働き方を意識するようになりました。実験の量や優先度を理解して、退社時間までに終わるかどうか判断に悩んだ時は、上司や仲間に相談しつつ仕事を進めています。急な保育園からの呼び出しがあった時もサポートしてもらっています。帰宅の時間が近づくと「大丈夫?」と声をかけてくださるので、協力的な環境で働けていることにありがたく感じています。

  • A.K.さん

    私も働いている自分が好きなので、早めに職場復帰したかった気持ちがわかります。
    スペラファーマはフレックスで働けることもあって、自分の生活スタイルに合った働き方ができますし、私達のようなママ社員が働きやすい環境が整っていますよね。

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母になっても自分らしく働くために

  • K.K.さん

    働くことは好きですが、以前よりも仕事と同じくらいプライベートを大切にしたいと思えるようになったことが大きな変化です。もっと学んで成長して、会社に貢献しつつキャリアアップもしたい。それと同時に、夫や子供を守るためにもワークライフバランスを保つことも大切にしたい、と考えるようになりました。
    心掛けていることは「無理をしすぎない」ということ。母としても、研究者としても、どちらも自分のペースで頑張るために、必要な考え方かなと思っています。業務量を調整してくださる上司や、手を差し伸べてくれる周囲の方々のおかげで自分らしい働き方が実現できているので、これから産休・育休を取得する後輩社員のサポートができるような人になりたい、というのが目標です。

  • A.K.さん

    仕事と家庭の両立、大切ですよね。私も周囲から「がんばりすぎ!」と指摘を受けることが多々あります。産休・育休を経て「人に頼る」ということを意識して働くようになりました。仲間をとことん頼って、環境を変えていきたいとも考えています。
    復帰してから、「母の日」という札を作ってホワイトボードに貼っていたんです。
    “今日は子供のために早く帰りますよ”と周囲の人に知ってもらうために始めたことなんですが、それが波及して今では「15時までに帰ります」や「昼までに出社します」といった札が出来て、色んな人が活用してくれています。
    自分が始めた些細なことで、新しい文化ができたことが嬉しかったんです。
    一人でも多くのメンバーが笑って仕事ができるような環境づくりをしていくことが、今後の目標です。

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