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スペラファーマが開発したキラルホスフィン配位子 Skewphos誘導体 が東京化成工業株式会社様とのタイアップにより製品化されました

2023.09.12

スペラファーマはキラル技術、特に金属触媒を用いた不斉触媒技術では世界トップレベルにあり、市販されていない独自の配位子を含めて約300種類以上の不斉配位子をストックし、触媒のスクリーニングに広く活用しています。

これらの独自の不斉配位子の中で特に有用なものにつきましては、お客様にも広くご利用いただくために試薬メーカーから市販されています。既に富士フイルム和光純薬株式会社様からは、キラルホスフィン配位子としてビナフチル骨格を持つDTBM-BINAPおよびDADMP-BINAPが販売されています(https://labchem-wako.fujifilm.com/jp/journal/docs/jiho801.pdf)。

このたび新たに東京化成工業株式会社様とのタイアップにより、Skewphos (2,4-Bis(diphenylphosphino)pentane)骨格を持つキラルホスフィン配位子3種 (東京化成工業 製品コードP2852, P2853, P2854)が製品化されました (https://www.tcichemicals.com/assets/brochure-pdfs/Brochure_RR184_J.pdf)。

これまでにも、Skewphos誘導体を配位子とすることで、デヒドロアミノ酸類 (Scheme 1, B. E. Hanson et al. Tetrahedron: Asymmetry 1990, 1, 913.) や多様な官能基を有するアクリル酸類 (Scheme 2, S. Bachmann et al. Org. Process Res. Dev. 2013, 17, 1451.) の高エナンチオ選択的な不斉水素化が可能となりました。

ぜひ、お客様の不斉触媒反応にご利用ください。

 

上記の不斉触媒技術以外にもスペラファーマのCMC研究本部・原薬担当部門は、世界トップレベルの医薬品開発技術と確かな品質で、“グローバル申請の要件を満たす「ゼロ」からの原薬製造法の開発” と “前臨床から販売承認取得まで、シームレスで一貫性のある原薬の製造プロセス・品質設計” を提供しております。

 

スペラファーマの技術・実績紹介ページは以下のボタンからご確認ください。

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