ニュース News

  • ホーム
  • ニュース
  • 【研究実績】Organic Process Research & Developmentに論文が掲載されました

【研究実績】Organic Process Research & Developmentに論文が掲載されました

2021.03.02

製薬研究本部 山田雅俊らが米国化学会発行の学術雑誌「Organic Process Research & Development」に発表した論文がこのたび公開されましたのでお知らせします。

【原論文情報】
雑誌名:Organic Process ResearchDevelopment

タイトル:Rhodium Catalyzed Highly Enantioselective Hydrogenation of a Tetrasubstituted Enamine

掲載日:2021年3月1日

著者:Masatoshi Yamada*, Tomoaki Kato, Tomomi Ikemoto, and Mitsuhisa Yamano

URL:https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/acs.oprd.1c00007
DOI: https://doi.org/10.1021/acs.oprd.1c00007

概要: 武田薬品時代に開発化合物の別途合成法として開発した四置換エナミンの不斉水素化反応に関する論文を発表しました。一般的に立体選択的な反応が困難とされる四置換エナミンを、高い変換率で高エナンチオ選択的に水素化することに成功しました。
ルテニウム金属のオリジナル触媒と炭酸カリウムなどの弱塩基との組み合わせで生成されると推測した触媒活性種により、高効率な触媒反応を達成しました。

本研究は武田薬品工業時代からスタートしたものですが、高度な研究文化はスペラファーマに脈々と受け継がれています。
スペラファーマは培った技術と経験を活かし、これからもお客さまの課題解決をサポートし、迅速な医薬品創生に貢献します。

 

page top