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【研究実績】Organic Process Research & Developmentに論文が掲載されました

2021.02.16

製薬研究本部 山田雅俊らが米国化学会発行の学術雑誌「Organic Process Research & Development」に発表した論文がこのたび公開されましたのでお知らせします。

【原論文情報】
雑誌名:Organic Process Research&Development

タイトル:Development and Scale-Up of an Asymmetric Synthesis Process for Alogliptin

掲載日:2021年2月10日

著者:Masatoshi Yamada*, Sayuri Hirano, Ryoji Tsuruoka, Masahiro Takasuga, Kenichi Uno, Kotaro Yamaguchi and Mitsuhisa Yamano

URL:https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/acs.oprd.0c00544
DOI: https://doi.org/10.1021/acs.oprd.0c00544

概要: 武田薬品時代に別途合成法として開発した2型糖尿病治療薬アログリプチンの不斉合成に関する論文を発表しました。安価なニコチン酸誘導体を原料に不斉水素化反応を利用して光学活性アミンを合成し、対応する母核の化合物と縮合させた後、洗練されたホフマン転位条件でアログリプチンへと導くことで効率的かつエコフレンドリーな合成法を構築しました。

本研究は武田薬品工業時代からスタートしたものですが、鍵となる不斉合成技術はスペラファーマに脈々と受け継がれています。
スペラファーマは培った技術と経験を活かし、これからもお客さまの課題解決をサポートし、迅速な医薬品創生に貢献します。

 

 

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