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【研究成果】日本薬学会第145年会で当社研究者と明治薬科大学との共同研究成果がポスター発表されます。

2025.03.27

日本薬学会第145年会(福岡、3/26-29開催)で当社研究者と明治薬科大学との共同研究成果がポスター発表されます。

学会情報: 日本薬学会第145年会(3/26-29、福岡国際会議場/マリンメッセ福岡B館/福岡サンパレス)
タイトル: カラスタケ (Polyozellus multiplex) MeOH抽出エキスからのAb凝集抑制活性化合物の探索
発表者:  ○ 嶋﨑 裕太郎1, 中井啓陽2, 三木邦力2, 山野光久2, 佐々木寛朗1, 木下薫1(1 明治薬大, 2 スペラファーマ (株) )

本研究の一部に弊社の3D ED/MicroED結晶構造解析技術が使用されています。本研究の過程で見出したkynapcin-13, rubensteroid Aは、NMRやMS, IRのみでの構造決定が難航していた化合物となります。さらに、得られた両化合物は微結晶を形成してしまう性質ゆえに単結晶X線構造解析も極めて困難でした。そこで、本化合物の解析に3D ED/MicroEDを適用した結果、迅速に構造決定をすることが可能となりました。創薬研究の “出発地点” ともいえる生薬学/天然物化学の構造決定に3D ED/MicroEDを活用する事で、こうした研究活動を大きく前進させることが可能になります。

スペラファーマでは、従来のX線では構造決定困難な結晶性粉末、混合物の測定などについて、3D ED/MicroED測定での解決に向け、多くのご相談を頂いております。
スペラファーマはこれからも培った技術と経験を活かし、お客さまの課題解決をサポートし迅速な医薬品創生に貢献して参ります。

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